「人の声で明日は変わる。」それがTOKYO VOICEのコンセプトであり信念。そして人の声を人に伝えるメディアです。 だから今、企画発行人として伝えたい。
マスクの販売も休業要請も、明確なコントロールができず、不安に怯える人の検査もままならず、先手を打てないこの国の政治を憂う。が、政治の否定や批評をしていても仕方ない。その人たちを選んだのは私たちの責任だ。そして、所詮、私は何もできない1人の民に過ぎない。でも、今、伝えることはできる。
怯え、恐れ、混乱という火に油を注ぐことは、止めよう。今、大切なことは、2つの心。1人ひとりの「平常心」と「人を思いやる心」。

厄介な病気だ。感染しても気づかないままの人もいる。とすれば、自覚症状が現れるか、検査で陽性と判定されなければ、気づかずに、日々を送ってしまう。
それを、誰が責めることができるのか。それを、誰がコントロールできるのか。
ならばまず、過剰に恐れることは止めよう。私は「平常心」で日々を過ごそうと思う。世界中の休暇だと思って、次のビジネスアイデアや妄想を練る時間、家族との楽しみを生む時間、自分の趣味を深める時間、今、自分ができることを楽しむことを考えよう。
そして、
人と距離はおいても、寄り添う気持ちは忘れないでいよう。

ピンチの向こうにはチャンスがある。そう先人たちも言い残している。それを信じ、チャンスに備える気持ちを持とう。
人は決して、1人で生きているのではない。だからこそ感染は世界中に拡大した。世界はつながっている。人と人はつながっている。私たちが今、あらためて学んだことは「つながって生きている」ということではないだろうか。だから今、人種も国境も関係なく、「人を思いやる心」の行動と「平常心」が、世界中の1人ひとりに求められていると思う。
TOKYOが好きです。日本が好きです。人が好きです。だから勝利に向けて、伝えたい。
私たちは、1人で生きているわけではない。
そして、「平常心」と「人を思いやる心」、2つの心を持ち続けよう。
そして、危機を越えた先に、私たち1人ひとりが、やるべきことが待っている。

TOKYO VOICE 企画発行人