TOKYO VOICE

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申し訳なさが
私の生きがいなのかも

幸せって何?って聞かれたら、生きていればそれでって、思います。生きてさえいれば幸せですよね。それだけって意味じゃない。上手く言えないけど、生きがいがあるってことが幸せなんじゃないかと。

生きがいって言葉に私は念を感じます。ずっと消えない恨みとか。そういうの晴らして、絶対幸せになってやるって思ってる。そういうの力になるから。私はやっぱり、欲しいものがあるとか、できなかったことをできるようになりたいとか、人から無理だって思われているものを克服しようとしている最中に生きがいを感じてると思う。それが幸せかどうかは、終わってみないと分からないとも思うけど。最後のとき、何かが終わるとき、人生でいうと死ぬとき。自分の住んでいる街から離れるときとか、卒業とか、誰かとの別れとか、家族が死ぬとか、そういう色んな最後が来たときにやっと分かることだと思うんですよね。究極自分が死ぬときにはじめて分かると思う。

私は心と体の性の不一致があるせいか、できなかったこと、一生できないこととか、人にできないと思われることに対して、すごく劣等感があるんです。セクシュアリティのことで・・・(続きは本誌で)

The Voice / Nakamura Ataru
Photographer / Minamoto Tadayuki